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ホントにあった怖い話 インターネットトラブル事例集
迷惑メールによる悪影響を抑える
迷惑メールが増大すると、E-mailの受信にかかる時間や捨てる手間も増えるので作業効率を著しく悪化させてしまいます。またメールボックスの容量を超えてしまうと、重要なE-mailを受け取れない恐れもあるのです。
迷惑メールで逃した仕事の依頼
Aさんはフリーのデザイナー。打ち合わせや取材に外出していることが多く、出版社や広告会社との連絡はE-mail が中心となっています。外出先でもノートパソコンで受信できますし、連絡を入れる時間を気にする必要もありません。昼間外出していて、夕方から夜にかけて自宅で作業を行うAさんには、まさにぴったりのコミュニケーション手段なのです。
ある日つきあいのある出版社へ打ち合わせに出かけたAさんは、別な広告会社のディレクターとばったり会いました。
「やあAさん元気? 最近忙しそうだね」と声をかけてくれたディレクター。「一昨日連絡入れた仕事、ダメみたいだから他に頼んじゃったよ」と続けました。
しかし相手からE-mailを受け取った記憶がないAさんは「えっ何のことです?」と聞き返します。ディレクターが言うには、Aさんが前から「一度やってみたい」と表明していた商品の仕事が急に決まったのでAさんに早速E-mailを入れてくれたらしいのですが、2日待っても返信がないため別なデザイナーへ依頼したとのこと。しかしAさんはそのE-mailに覚えがないのです。
その場は「すいませんでした・・またお願いします」と取り繕ったAさんでしたが、帰宅後落胆していました。仕事以外でもE-mailをかなり活用していた Aさんは、いろいろなサイトに登録したり、アンケートに答えたりしていました。このところあらゆるところからダイレクトメールや迷惑メールが大量に毎日何十通も届いたので、大事なオファーのメールを見逃したのかもしれません。あるいは契約しているプロバイダのメールボックス容量が迷惑メールだけで超えてしまい、タイミング悪く受信できなかった可能性もあります。
いずれにしても、これまでベストと思っていたE-mail中心の連絡方法が、思わぬ問題を抱えていることに気付かされたAさんでした。
対処方法と防止策について
迷惑メールを全面的に排除するのはなかなか難しいことですが、「迷惑メール対策サービス」などのメールサービス機能、メールソフトに搭載されているフィルタリング機能などを活用し、できるだけすみやかに削除していくことが必要です。詳しくは「中級編 迷惑メール対策」をご覧ください。
長期的には「ファミリーメール」オプションで仕事専用のメールアドレスを用意したり、「マイホスティング」でオリジナルドメインに加え容量に余裕のあるメールアドレスを確保したりといったことで、プライベートと仕事のメールを分けることもリスク分散する意味で検討しましょう。
また迷惑メールによる被害が大きい場合には、メールアドレスの変更(無料)も随時可能です。
!トラブルを未然に防ぐには
- 一日に数回は受信を行いE-mailデータをサーバにためないようにする
- 仕事用のメールアドレスを分けてリスクを減らす
- 迷惑メールがひどい場合はメールアドレスの変更も
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