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ホントにあった怖い話 インターネットトラブル事例集
ウイルス感染に気付かずにいると加害者側にもなりかねない
コンピュータウイルスは、そのパソコンだけにとどまらずE-mailの仕組みを利用して感染を拡大していきます。その送信先となるのは、ユーザーが使っているメールソフトに登録された知人・友人のアドレスであり、受け取った相手からみればあなたがウイルスをまき散らしていることになるのです。
あちこちから届いたクレームメール
最近のウイルスは、送信元メールアドレスを詐称しますので、ウイルスメールの発信者が知人や友人の名前であっても、ウイルス感染者であるとは限りません。
ある日の夜、自宅でメールソフトを起動したAさんは数十通にもおよぶE-mailを見て驚きました。そのほとんどが「あなたから届いたE-mailがウイルスに感染している」というクレームだったのです。
Aさんにはもちろんそんな覚えはありませんし、メールソフトの送信ボックスをチェックしても送信されたメールはありません。しかし取り急ぎ何人かの親しい友人に電話で確認したところ、自分が送信元となったウイルスメールが届いていることは事実のようです。
パソコンに詳しい友人によれば「ウイルスはメール送信の仕組みを自ら用意しているものもあり、その場合はインターネットに接続しているだけでウイルスメールが送られてしまう」とのことでした。またウイルス対策ソフトは購入当時にインストールしていたものの、期限切れのまま契約の更新をし忘れていました。
ウイルス対策ソフトの最新版を入手してアップデートしたところ、友人の指摘通りウイルスの感染を検知。ただちに駆除を行った上でお詫びのE-mailを全員に送付しました。
最近のウイルスは、送信元メールアドレスを詐称しますので、ウイルスメールの発信者が知人や友人の名前であっても、ウイルス感染者であるとは限りません。
対処方法と防止策について
最近のウイルスはE-mail送信の仕組みを利用して感染拡大を狙うものが多く、インターネットに接続していれば自動的にウイルスメールを送ってしまいます。メールソフトに登録している知人・友人のメールアドレスを利用しますので、相手から見ればあなたが感染源となってしまいます。ウイルス感染の発見が遅れるだけで、被害者のはずが加害者側に回ってしまう恐れがあるのです。
また覚えておいていただきたいのは、送信元を騙ってウイルスメールを送信するものもあることです。知人・友人が送信元となっているウイルスメールが届いたとしても、必ずしも本人のパソコンから発信されているとは限りません。上記のケースでは本人宛にクレームメールが返信されているようですが、1通のウイルスメールでこのような反応をすることは避けるのが賢明といえるでしょう。
!トラブルを未然に防ぐには
- ウイルス対策ソフトを最新の状態に保ち常に感染をブロックする
- 知人・友人が送信元であっても添付メールは安易に開かない
- 送信元を偽っている場合もあるのでクレームすることは控える
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