独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は8月25日、「情報セキュリティ10大脅威 2020」について、一般利用者向けの簡易説明資料(個人編)を公開しました。
「情報セキュリティ10大脅威 2020」は、2019年に発生した情報セキュリティの事故・事件のなかから、選考会メンバーが重大事件を専門家が選出するもので、2020年1月に発表されました。「個人」と「組織」という異なる視点からトップ10が選出されましたが、個人ランキングでは、「スマホ決済の不正利用」が初登場1位という異例の結果となっています。
・情報セキュリティ10大脅威 2020(個人)
1位 スマホ決済の不正利用
2位 フィッシングによる個人情報の詐取
3位 クレジットカード情報の不正利用
4位 インターネットバンキングの不正利用
5位 メールやSMS等を使った脅迫・詐欺の手口による金銭要求
6位 不正アプリによるスマートフォン利用者への被害
7位 ネット上の誹謗・中傷・デマ
8位 インターネット上のサービスへの不正ログイン
9位 偽警告によるインターネット詐欺
10位 インターネット上のサービスからの個人情報の窃取
新たに公開された「情報セキュリティ10大脅威 2020 [個人編](一般利用者向け)」では、さらにわかりやすく、各脅威の手口や注意すべきポイント、具体的な対策を解説しています。「情報セキュリティ10大脅威 2020 [個人編](一般利用者向け)」は54ページのPDFファイルで、IPAの公式サイトより無償でダウンロード・閲覧が可能です。ネット利用者は対策に役立てましょう。
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