OCN セキュリティ対策(個人・中小企業のお客さま)

 

セキュリティコラム

 
親子の話し合いとルール作りが大切 お子さんをネットの危険から守るために保護者ができる対策とは
 
[ 2020/03/26 ]
親子の話し合いとルール作りが大切 お子さんをネットの危険から守るために保護者ができる対策とは

いまや子どもたちも当たり前のように利用しているインターネット。しかし、そこにはさまざまな危険も潜んでいます。実社会同様、ネットでも保護者が安全な環境を用意してあげなくてはなりません。子どもたちを取り巻くネットの危険とトラブルの事例を知り、保護者ができる対策を押さえましょう。

子どもたちのネットの利用実態は?

インターネットは、私たちの生活とは切っても切り離せない存在になりました。大人だけでなく、子どもたちもスマホやタブレット端末、携帯ゲーム機などを介してネットを利用し、必要な情報を収集したり、友人とコミュニケーションを楽しんだりしています。

内閣府の「平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、満10歳から満17歳の青少年の93.2%が主にスマホや携帯ゲーム機、タブレット端末を使ってネットを利用しています。小学生のネット利用内容はゲーム(81.5%)、動画視聴(66.1%)、コミュニケーション(36.0%)が上位。中学生では動画視聴(80.9%)、ゲーム(74.1%)、コミュニケーション(68.2%)、高校生ではコミュニケーション(89.7%)、動画視聴(87.4%)、音楽視聴(80.6%)と続きます。また、青少年の平日1日あたりのネットの平均利用時間は前年度に比べて約9分増え、約169分となりました。ネットは学習にも役立てることができるため、長時間の利用が必ずしも子どもたちに悪影響を及ぼすとは言えません。しかし、ネットに没頭するあまり、日常生活をおろそかにしてしまう子どもたちもいます。生活習慣の乱れや睡眠不足は、学業や健康面に深く関わります。厚生労働省の研究班が2017年12月から2018年2月に全国の中学校48校、高校55校の生徒を対象に行った調査では、ネット依存の疑いのある(ネット依存に関する8項目の質問のうち5項目以上に該当)中高生が全国で推計93万人に上ることがわかりました。

図:主なネット利用内容:内閣府「平成30年度 青少年のインターネット利用環境
実態調査」結果を基に作成

また、子どもたちはネットの楽しさばかりに目がいき、そこに危険があることを知りません。ですから、保護者は安全なネット利用に向けた教育やルール作りを行うとともに、セキュリティ製品を用いた対策も講じる必要があります。まずは、子どもたちを取り巻くネットの危険について知っておきましょう。

子どもたちを取り巻くネットの危険とは

ネット利用時は、子どもたちが図らずも有害サイトにたどり着いてしまうことがあります。成人向けサイトや家出サイト、法に触れる情報、怪我や死につながるような情報、残虐な動画などを掲載するWebサイトはその最たるものです。こうした有害サイトへのアクセスをきっかけに子どもたちがトラブルや犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。

ネット上では金銭が絡む問題も多発しています。その発端となっているのが、ネット詐欺による詐取、勝手な課金やサービスの契約などです。ネット利用者から情報や金銭をだまし取る詐欺の手口はますます巧妙化しており、大人でさえ罠にかかってしまうことが少なくありません。好奇心の強い子どもたちが被害に遭いやすいのは言うまでもないでしょう。また、幼い子どもの場合、遊びの延長でWebサイト上に表示されるリンクや広告をクリックしてしまう危険性もあります。
具体的な詐欺手口の1つがワンクリック詐欺です。これは、主に成人向けサイト上の画像や年齢認証ボタンなどを開いたネット利用者に「入会登録完了。料金をお支払いください」などの架空請求メッセージを表示し、金銭を要求するものです。「期限内に料金を支払わないと訴訟を起こす」などの文言でネット利用者の不安をあおり、支払いに応じさせるパターンもあります。また、出会い系サイトに誘導され、さまざまな口実によってポイントを購入させられる手口も報告されています。
勝手な課金については、子どもたちが保護者のクレジットカードやキャリア決済を無断使用してオンラインゲームのアイテムなどを購入してしまうトラブルが主です。

コミュニティサイトの利用をきっかけとした18歳未満の子どもたちの被害も相次いでいます。コミュニティサイトは、SNSやプロフィールサイト、無料通話、チャットアプリなど、共通の趣味や話題を持つ人々が参加して交流を深められるサービスの総称です。警察庁によると、2018年におけるコミュニティサイトに起因する事犯の被害児童数は1,811人※。うち児童買春や児童ポルノに係る被害児童数は944人に上りました。被害児童を学職別に見ると高校生が991人と5割強を占め、コミュニティサイト別ではTwitter経由が718人と最多でした。
※:「平成30年におけるSNSに起因する被害児童の現状」(警視庁)
https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_torikumi/kentokai/41/pdf/s4-b.pdf

実際、コミュニティサイトには子どもたちに悪意を持って近づこうとする利用者も潜んでいます。ネット上で知り合った悪意を持った相手と直に会ってしまうと、誘拐事件や性犯罪などに巻き込まれてしまう危険があります。また、ネット上で親しくなった人にわいせつな自撮り画像を送ってしまい、ネットへの公開を材料に恐喝される被害も報道されています。悪意を持った利用者は、年齢や性別、容姿などを偽ることで子どもたちの油断につけ込む場合もあるのです。

我が子の安全なネット利用の手引き

ネットの危険からお子さんを守ることは保護者の務めです。そのために行うべきことは、ネットを安全に利用するためのルールを設けることです。たとえば、「成人向けサイトにアクセスしない」「会員登録が必要なサービスを無断で利用しない」「見知らぬ人とメッセージのやり取りをしない」「一日のネット利用時間の上限を守る」などは最低限組み込みたいルールです。また、違反のペナルティについても規定しておけば抑止力の効果も期待できます。ただし、一方的にルールを押し付けるとかえって反発を生みかねません。必ずお子さんと話し合い、一緒にルールを作ることが大切です。

とはいえ、技術的な補助なしに子どもたちにルールを守らせたり、管理したりするのは困難です。保護者の目が届きにくい自室ではお子さんがルールを破ってしまっても不思議ではありません。そこで利用したいのが、セキュリティ製品や携帯電話事業者、ネットにつながるゲーム機器、動画配信サービスなどが提供している保護者向け機能や設定です。お子さんが利用する可能性のある機器には年齢に応じた適切な設定を行いましょう。

ただ、機器によってはこうした機能や設定項目がない場合もあります。そんなときは家庭内ネットワークにつながるあらゆる機器をまとめて管理、保護できるセキュリティ製品を利用しましょう。中には、事前に指定したスマホや携帯ゲーム機からの有害サイトへのアクセスをブロックしてくれるものもあります。家庭内ネットワークにつながる機器ごとに一日のネット利用時間の上限を指定したり、特定のアプリが利用された際に管理者に通知したりできるものを使えば、お子さんを含む家族の過度なネット利用も防げます。

お子さんをネットの危険から守るためには、ネット利用状況の見守りだけでなく、不正サイトや不正アプリ対策も欠かせません。スマホにもパソコンと同様、セキュリティアプリをインストールしておきましょう。これを常に最新の状態で利用すれば、不正サイトや不正アプリに遭遇するリスクを軽減できます。

ネットの利用ルールは、お子さんの成長段階に合わせて見直していくべきものです。普段からネットとの付き合い方について親子で話し合う機会を持ち、お子さんが困ったときに相談しやすい関係を作っておきましょう。

コンテンツ提供: トレンドマイクロ「is702」

Copyright © 2022 Trend Micro Incorporated. All rights reserved.

目的からサービスを探す
「ぴったりナビ」

おすすめセキュリティ製品

ウイルス対策から
パスワード安全管理まで

迷惑メールフィルターが
Webメールにも対応

特集

その他のお取り扱い製品

Internet SagiWall for マルチデバイス

FFRI yarai Home and Business Edition


OCNセキュリティトップ

ウイルス対策から
パスワード安全管理まで

迷惑メールフィルターが
Webメールにも対応

特集

目的からサービスを探す
「ぴったりナビ」

おすすめセキュリティ製品

製品ピックアップ

特集

OCN