ネット詐欺とは

ネット詐欺の
手口・種類

01

フィッシング詐欺

オンラインバンキング、ECサイト、クレジットカード会社等、日常的に利用の多いサービスのブランドをかたって、巧みな内容のメールやSMSで偽のログイン画面へ誘導。ログインIDやパスワードのほか、サービスサイトにて利用するクレジットカード情報などの個人情報を詐取します。詐取した個人情報は第三者へ流出するだけでなく、犯罪者が取引するネットワークで売買行為が行われる可能性もあります。特にクレジットカード情報が詐取された場合には、不正に利用され、身に覚えのない請求を受ける恐れがあります。

02

ワンクリック詐欺

有料のサービスやコンテンツを利用したかのように見せかけて、不当に金銭の支払いを要求する詐欺です。アダルトコンテンツやアイドル会員サイト等の無料動画を装いクリックを誘導するサイトが利用されることが多く、一度クリックしてしまうと閉じることができないというようなメッセージが表示され、平均5~10万円程度と高額過ぎない金額設定で金銭の支払いを要求。「家族に見つかりたくない」「恥ずかしい」といった人間の心理をつき、振込みを誘発してきます。

03

偽警告サイト

スマホやパソコンのOSやブラウザからの注意喚起のように装い、利用者の不安を煽り、偽セキュリティソフト等の購入やダウンロードを促すサイト。購入手続きをすると、金銭が詐取されるだけでなく、端末がウイルスやマルウェアに感染。個人情報が詐取されて、その情報をもとに身に覚えのない請求や要求をされるなど、二次被害の危険性もあります。

04

偽販売サイト

インターネットの検索結果一覧等に表示。破格の値段設定などで興味をそそり、偽のページへと誘導する手口のサイトです。購入すると粗悪品を送り付けられる、もしくは何も発送されない可能性があります。金銭や個人情報を詐取する目的のサイトであることが多く、詐取された情報をもとに身に覚えのない請求や要求をされる危険性があります。

05

偽ブランド販売サイト

偽のブランドの商品や本物のブランド商品を格安で販売すると見せかけて、偽物を販売する可能性のあるサイトです。意図せず偽ブランド品を購入してしまうといったリスクだけでなく、購入手続きにより個人情報を詐取される可能性があり、詐取された情報をもとに身に覚えのない請求や要求をされる恐れがあります。

06

不正改ざんサイト

外部から不正に改ざんされたサイト。詐取した個人情報は第三者へ流出するだけでなく、ダークウェブという犯罪者が取引するネットワークで売買行為が行われる可能性もあります。特にクレジットカード情報が詐取された場合には、不正に利用され、身に覚えのない請求を受ける可能性があります。

07

違法アップロードサイト

いわゆる海賊版の映画や書籍、漫画、アニメ等、権利者の許可を得ていない可能性のあるコンテンツがアップロードされているサイト。コンテンツのダウンロードが違法であることはもちろん、サイト上にウイルスやマルウェアが仕掛けられているケースも多く、閲覧しただけでもウイルス等に感染する可能性があり、個人情報の流出やさらなる攻撃に利用される危険性もあります。また、突然メールやSMSが届き、身に覚えのない請求や要求をされる恐れもあります。

08

危険性の高いアダルトサイト

暴力などの犯罪行為により作られた可能性や、著作権を侵害している可能性があるなど、危険性の高いアダルトコンテンツがダウンロードできるサイト。ウイルスやマルウェアが仕掛けられているケースも多く、個人情報の流出やさらなる攻撃に利用される場合もあります。また、突然メールやSMSが届き、身に覚えのない請求や要求をされる可能性もあります。

09

危険性の高い販売サイト

銃器、違法薬物、偽造パスポート、個人情報など、販売すること自体が違法な商品が取引されている可能性のあるサイト。閲覧しただけで身に覚えのない犯罪の疑いをかけられる、購入手続きにより個人情報が詐取され、詐取された情報をもとに金銭の請求がされる可能性もあります。もちろん商品を購入すること自体が違法となります。

10

不正サイト

利用者のブラウザの設定を勝手に変更し、有害サイトの広告やページを表示したり、ツールバーをインストールしたり、WEBサイトの閲覧中に勝手に異なるサイトに誘導する等を行う可能性のあるサイトです。最終的に利用者の個人情報を詐取するなどの不正行為を行う可能性があります。